嵐の後は涼しい一日

 お昼前からAngelikaへ。
 一本目は『Is Anybody There?』
 イギリスの海岸の街にある家族運営の古いケアハウス。
 妻を亡くして仕方なくそのケアハウスに入居する年老いて呆けかかった元手品師。
 入居してきてはやがて亡くなってしまう老人達に囲まれて死後の世界にしか興味がない
 少年。二人の友情、老人達の交友、少年の両親のミッドライフクライシスを織り交ぜて。
 元手品師をMichael Caine。好きな役者です。
 最初人との関わりを拒んでいた元手品師が少年との関わりと入居者の一人の死をきっかけに
 自分の人生の最後に向き合うようになり。少年も現在(いま)に興味を持つようになり。
 最後は少年と両親が家族としての絆を取り戻し。
 中盤ちょっと退屈。7点。英語が良くわからなかった。


 二本目は『Sugar』。大リーグを目指しドミニカで野球学校に通うMiguel "Sugar" Santos。
 一族郎党の期待を一身に背負ってマイナーリーグに昇格。山アリ谷アリで、結局自分を見失い。
 友人を追って行ったニューヨークで何とか食いつないでいくうちにようやく自分を取り戻し。
 最後は同じような仲間達と一緒に草野球を明るく始める。
 この後やっぱりもう一回大リーグに挑戦するんだろうな、というような明るい表情がラストシーン。
 スポーツ立身出世物語を想像していったら、全然違って、ドキュメンタリタッチの
 現実的なお話。スプリングトレーニングを通ってマイナリーグでの採用が決まった時に
 どこからともなく沢山の親戚が集まってくるのがおかしい。
 7点。
 

 お昼は映画の前にCafe Expressで。まあまあ。全部食べてしまう。
 


 夜は、初めてマッシュポテトとにんじんのグラッセを作る。ステーキのサイドの王道ですね。
 どちらも簡単で、おいしくできる。肉はかなり高いのを買ったのにちっともおいしくなくてがっかり。