11月4日(土) 曇り〜やたら寒い

朝:オレンジジュース、バナナ
昼:フィリーズチーズステーキサンド@ゴルフ場
夜:
※実に4ヶ月ぶりのゴルフ。出張中の同期Aと。134。
 夜はタップダンサーSavion Globerのパフォーマンス「Classical Savion」。
 バイオリン4人、チェロ2人、ビオラ2人、バス1人、フルート1人のオケを
 背景に、ビバルディ・バッハ・ドボルザークショスタコ−ビッチ・バルトークメンデルスゾーン
 の楽曲に合わせてタップダンスを踊る。真ん中前から2列目の席で、セイビオンはもちろん後ろの
 オケメンバーの表情も良く観え、それがみんな心底幸せそうな表情で、こういうパフォーマンスを
 観られるたのは幸せの一言に尽きる。セイビオンは途中3分間の休憩(衣装換え−黒いスラックス、
 白いTシャツ、Yシャツのみで、それが30分も踊るとスラックスまで汗でびっしょりに)を2回挟み
 2時間踊りっぱなし。ビバルディの四季やバッハのブランデンブルグ協奏曲がセイビオンの
 タップダンスとからむとこれがうねるんだなあ。素晴らしい。楽曲に合わせて踊った後は
 楽団1人1人とのセッション。クラシック奏者とタップダンサーがImproviseする訳ですが、
 これも面白い。すごく好きな人とおずおずやる人といて。
 セイビオンを観るのはこれが4回目。最初はボストンに居た時に、伝説的なニコラス兄弟、
 グレゴリーハインズ達のショーで。 2回目は92年頃ブロードウェイの「Black and Blue」で。
 3回目は95年頃ブロードウェイで(振り付けでトニー賞を獲った)「Bring in da noise Bring in da funk」で。
 子供の頃から天才的タップダンサーとして有名で、この道をまっすぐに突き進んでいるのが
 すごい。ショーが終わった後に出演メンバ全員のQ&Aセッションがあったのもラッキー。
 クラシック奏者全員が、セイビオンと一緒にツアーで回れるのが楽しくて、勉強になって、刺激になって
 幸せこの上ないと。フレッド・アステアを含め歴代のタップダンサーの誰に一番刺激を受けたか、とか
 足がもの凄く速く動くけど今までにスピードを計ったことがあるのか、とか、全て即興パフォーマンスなのか
 とかの質問が出た。最後の質問に対しては「いろんなステップは言葉のようなもので、事前にどの曲のどのフレーズで
 どの言葉を話すかは決めていない、毎回違う」という答え。
 となりに座ってたおばちゃんが金曜日に観に来てあまりに良かったら今日も来ちゃったと。金曜日のチケットを
 とらなかったのが悔やまれる。
 実はこのパフォーマンス、歯医者さんの待合室で待っている時にそこにたまたまあった雑誌で見つけたもの。
 何というラッキー。4本抜いたのも無駄じゃなかったということです。
 今回の会場はSMU(Southern Methodist University)のMacfalin Auditorium。丁度良いサイズのいい劇場でした。
 年明けには「鼓童」もくるとのこと。
 これで1週間は幸せに過ごせます。それにしても、凄かった。