Scott Pilgrim

 お昼は久しぶりにTofu Houseで。
 女将、メニュ、サービス係り何人かが変わっていたんですが、オーナでも代わったんだろうか。
 味はおんなじ。
 夕方床屋に行き、夜は近所の映画館で夕飯を食べに家に戻ったのを挟んで映画2本。
 一本目は『The Other Guys』
 Will Ferrell主演のコメディで、普通は観ないジャンルですが、新聞評が良かったので。
 Ferrell自身は好きなんですが、彼が出る映画はついついパス。
ちょっとおかしいシーンを繋いだだけでは映画にならないしなぁ。
 今回のは、セカンドシティ、SNL出身の相性が良い監督とのコンビとのこと。
 ちょっと後半さすがにだれますが、抑制の効いた・微妙に外したスキットを続けて良く
 まとめていて、楽しめました。
 6点。
 
 二本目は『Scott Pilgrim vs. the World』
 これはちょっと驚き。
 コミックの映画化とのことですが、監督は26歳。コミック的な擬音字幕やテレビゲームそのままの
 対決シーンとかあって、楽しい。
 Michael Cera演じる売り出し中のバンドのベーシストは17歳の女子高生と交際中。ところがある日
 夢で出会って気になっていた女性に図書館やパーティで再会し夢中になってしまう。
 ただし彼女と正式に付き合うためには邪悪な元カレ7人と対決して倒さなければいけない羽目に。
 何で?っていうのは置いといて、メチャメチャな展開とポップな描き方に身を委ねるのが正しい観方
 でしょう。カナダのトロントが舞台。Ceraは『Juno』のキャラがそのまま大人になった感じの役を
 はまって演じています。ルームメイトのゲイの友人とか、中国系女子高生とか、Bossyな姉とか
 周りを固める役者が良くて。
 8.5点。
 女子高生役をやった役者が昔の池脇千鶴さんに見えてしょうがなく。
 『大阪物語』、良かったよなぁ。沢田研二さんもね。懐かしや。