Curious

 その1 お昼に会社近所のインド食堂に行ったら最近ずっと空いていたのに、インド人でごった返して断念する。
     カレーの日かなんかだったんだろうか、あるいはシェフが変わって著しくおいしくなったとか。


 その2 会社の帰りに近所の映画館に行ったらいつもはインド人でごった返しているのにガラガラ。
     カレーの日に映画観ちゃいけないことになってるんだろうか、たまたまタイミングが良かっただけだろうか。


 その3 という訳で、観たのは『The Curious Case of Benjamin Button』
     普通に歳を重ねる女と段々(文字通り)若返る男のラブストーリ。
     2時間47分という上映時間に尻込みして今まで避けていましたが、遂に。
     破綻無く作られていて、長さは感じません。上手。
     子供の無邪気と老年の痴呆(の良いところ)が似ているのにヒントでも得たのかしら。
     対角線の交差点のように、少しの時間だけぴったり合わさる瞬間の幸せをむさぼるように楽しむ二人。
     BlanchettとPittはそつなくやっています。Benjaminの母親役、Henson、アカデミーの候補になっていますが、
     もうちょっと何か出せるような。
     7点。