地に足の着いた人生最高点

 他の3人は5時に起きて奇岩が沢山ある公園行ってましたが、僕は
 パス。目は覚めていたもののおきるのが面倒くさく、ベッドから出ず。
 7時にホテルを出て、目指すはPike's Peak。登山列車で標高4000mまで
 登る。
 かわいらしい駅舎から真っ赤な登山電車に乗り、小一時間ひたすら登る。
 
前の座席に座る二人の頭の間に見えるのが前方を行く車両。下の方では
 すごく大きな塊をしていた岩が上に行くに従って細かく砕けているのが
 不思議。
 

 頂上に着くとそこは氷点下。為念用意していった毛糸の帽子や手袋が役に
 立つ。
 
 でも、そこはアメリカ人。こんな人もいるんです、予想通り。
 「コロラド育ちの僕にとっちゃこんなの寒いうちに入らない」だって。
 
 
 
 
 外は寒いからごったがえすおみやげ物屋兼カフェ。
 


飛行中を除けば圧倒的な人生最高到達点。頭がボーっとし、少しあるくだけで
 激しく動悸がする。売店で売っていた酸素ボンベ(20ドル)を買って試して
 みる。これが、見事によく効きます。口にくわえて大きく深呼吸すると、見る見る
 元気に。なんか走れるんじゃないかっていうくらい快復。酸素、偉い。


 という訳で約50分頂上に滞在し、来た電車に乗って下へ。往復セットの電車に
 なっているわけです。登る間見事にしゃべりっぱなしだったガイド嬢が、「乗り遅れると
 来週まで帰れませんからっ!」と脅していました。


 ふもとに帰って、ダウンタウンでみつけた行きずりのレストランで食事。
 これが、当たりで、非常に楽しみました。なんか東欧系のお店で、僕の食べた
 ポテトパンケーキ以外に、ロールキャベツとかトンカツなんかもあって。
 
食後に街をぶらぶら。温泉街にあるような超レトロなゲーセン。

 Colorado Springsというだけあって、街のあちこちに"Springs"があります。


 ずっと全身に重い倦怠感。一日3本潜った後の感じに似ている。
 旅の最後は、何でも、世界で一番高いところにかかっているつり橋。
 (場所の名前忘れちゃった。後で聞こう)
 高所恐怖症気味の僕には気分のよろしくないところ。橋の路面は木で隙間から
 下が見えちゃうのが駄目です。
 


一路デンバーに向かって約2時間半車を飛ばし、空港に着くと出発1時間前。
 夕飯は機内に持ち込んだサラダ。
 ダラスに着くと午前0時過ぎ。
 全く無駄のなく遊びつくした連休でした。