サンフランシスコ
95年以来のサンフランシスコ。前回は出張。
週末を利用して、オペラ通の友人とサンフランシスコオペラを観に。
土曜日の今日は昼間はNapa Valleyへ。
80号→29号と北上してワインカントリーへ。Napaを通り過ぎ、Yountvilleへ。
お昼はインターネットで調べて予約しておいた『Redd』。
明るいシンプルな内装のレストランで、軽井沢かなんかにありそうな感じ。
客層もダラスとはちょっと違う。
$50のテイスティングメニュを頼む。
前菜のハマチサシミは枝豆ご飯にハマチのサシミを乗せてちょっとスパイシーなソースがかかっている。
創作くずしチラシ寿司って感じ。おいしい。一皿目がおいしいと大体うまくいくんですが、予想通り
出てくるお皿はみんな見事。これで$50は信じられない。一番のお気に入りはデザートのこれ。
ふわふわのパンケーキにフルーツとあまり甘くないスパイシーな生クリームをのせて口に入れる幸せ。
良い気分でお店を出た後はYountvilleの街を車で流し、Thomas Kellerの『French Laundry』や『Bouchon』
を横目に観ながら数分程走ったところにあるワイナリーへ。モンダヴィがロートシルトと作ったOpus Oneと
向かいにあるMondaviへ。
Opus Oneはモダンな美術館のような作りのワイナリ。完全予約制で製造現場は見られませんが、良い眺めの
テラスでテイスティングができるようになっています。売価一本185ドルのワインが一杯30ドル。
これレストランで飲むと倍はしてグラスでなんかださないから、お得と言えばお得。
まぁ、おいしいんですけど。
向かいのMondaviは完全に観光地化していて、Tシャツはじめいろんなノベルティが売られている。
ここでは十数種類のワインから4種類を選んで30ドルという試飲を。高い酒の後に安い酒を飲んじゃいけないと
という鉄則はワインも同様でした。
夜のサンフランシスコオペラはワグナーの『Das Rheingold』。
端っこでしたが最前列でピットの中がよく見える。
事前に友人から借りた2種類のDVDを観て予習十分なので、時々気を失いましたが、
概ね覚醒したままで観終わることができました。最後の30分はなかなか時計が進まなかったけど。
指輪物語の前章のような話なので飽き難いといえば飽き難い。
11時前に終わって外にでると、コートが欲しくなるくらいの涼しさ。寒い寒いといいながら徒歩と
ケーブルカーでホテルに戻る。
寝る前にTongaっていううるさいバーで軽く一杯と昼以来何も食べていなかったのでおつまみを少し。
倒れるように眠る。