『Get Smart』はMel Brooksの匂い
花金の後に近所の映画館で『Get Smart』
これ、僕は日本で観た覚えがありませんが、米国では1965年から
5シーズン放映されていたスパイものSpoofの映画化。
オリジナルクリエイタはMel Brooksです。
彼がこの業界でカルト的な名声と生活にゆとりがでるくらいの報酬を
得るきっかけになった初めてのちゃんとした成功だったと。
映画館でバッタリ会った僕よりはるかに若い会社の帰国子女日本人同僚は、
子供の頃オーストラリアで観たと。日本でやってたのかな。
主役のAgent86にSteve Carell、Agent99にAnne Hathaway、CONTROLのボスに
Alan Arkin、悪役にTerence Stamp。
あまりにばかばかしくなりすぎず、抑制の効いた演技とだらけない編集で
なかなかの出来。木の中に隠れているAgent13役でBill Murrayが少しだけ。
少しだけでてくる時のBill Murrayはいつもおかしい。
CONTROLの秘密兵器担当でMasi Oka。これもなかなか良い。
クレジットにConsultantとしてMel Brooksの名前が。嬉しくなる。
吸い込まれそうなAnne Hathawayの大きな目も入れて、7点。