久々のプール、やっぱり良く出来ている『The Drowsy Chaperone』

 昨晩は何故か良く眠れず。朝ウダウダした後、お昼前に銀行に行ってその後会社で
 2時過ぎまで資料作成。


 で、一年半ぶりのプール。Irving市の大学が開放しているプール。1ドル50セントと
 安い。この前行った時は屋内だったんですが、夏は屋根がどうやってか取り払われていて
 屋外プールになっている。50mのプールが真ん中で仕切られていて、半分がシンクロ用
 半分がスイミング用。25mを20往復して疲れ切る。夕方は腕に力が入らない。
 暑い日ざしと適温の水温で気持ちよかった。これ、真夏は温泉みたいになるのじゃないかしら。


 夜はダラスサマーミュージカル第5弾『The Drowsy Chaperone』。一年半前にブロードウェイ
 でオリジナルキャストを観て以来。やはり良く出来たお芝居です。
 一人身の中年男性がアパートで1929年の同名ミュージカルをレコードで楽しんでいると
 実際のキャストが現れて。ミュージカル全体が劇中劇。実際の舞台は男性のアパートという
 設定なので時々電話がかかってきたり、停電したり、二幕のレコードを別のと間違えて全然
 違うのかけちゃって一幕とは関係ないお芝居が始まったりとか。
 地元紙の批評家は今回のツアーバージョンを絶賛していました。オリジナルでは『42nd Street』
 で覚えていた僕好みのBeth Lievelという女優さんがChaperone役でトニー賞を貰っていました。
 今回のChaperonはオリジナルの二倍いいと批評家が言い切っていたんですが、Lievelに比べると
 恐らく10歳は年とっていてどうみてもおばあちゃん。Adolphoが間違えて結婚しちゃう訳が
 ありません。顔が大屋政子さんにそっくりで、どうしてもノレませんでした。
 ただし、このキャストレベルが高く、ブロードウェイに置いてもそれなりだと思いました。
 何人かはそのままこのツアに参加しています。僕がこれまでダラスで観たツアーの中では
 ダントツに堅い演技でした。すばらしい。毎回こんな感じだといいのに。
 これ、一昨年のクリスマスに両親と観たんですが、父親が観た最初で最後のミュージカル。
 亡くなった後に父親の日記を観たら「俺にはよくわからないものだった」と書いてあって、
 おかしかったのを思い出した。


 豚の角煮がようやくなくなる。