Brooks伝記読了
もう連日35度超えのダラス。
最近読んでいたMel Brooksの伝記をこの週末にやっと読了。
小さい時から自己顕示欲の強い濃いキャラの人だったことが良くわかる。
プライベートの時の方がさらに面白くて常に笑いっぱなし、と妻のバンクロフト。
面白かったところ(自分の備忘録)。
・Max Bialystockを彷彿とさせるプロデューサと一緒に仕事をしていたくだり
52ページ第二パラグラフからページ最後まで。
・Anne Bancroftとの出会い、結婚前後
132ページ真ん中から139ページまで、Anneのbioを挟みながら159ページ〜162ページ
・映画『The Producers』製作経緯
172ページ最後のパラグラフから178ページの下段区切りまで。
-オリジナルのタイトルは『Spring Time for Hitler』だったこと、
-挿入歌の作曲を誰に頼もうか悩んでたらバンクロフトに「自分でやんなさい、
やりたがってたんだからできるわよ」と言われたこと、
-ブルーム役にはピータ・セラーズを考えていたこと、
-フランツ・リーブキンド役にダスティン・ホフマン(!)が決まっていたけど
バンクロフトとともに『卒業』にキャストされたので最後に変更されたこと、
などが書かれており読みやすいし面白い。
・アカデミ授賞式でのエピソード
182ページ3パラグラフ目〜終わりまで
・最大のヒット『Blazing Saddles』『Young Frankenstein』製作経緯
197ページ〜207ページ
・ミュージカル『The Producers』製作経緯
272ページ中断区切りから278ページ。特に良いのは、
-トニー賞を5回とっている著名な作曲家に相談にいったところ 「これから何曲か弾いてみせるから。
僕が思うにこの芝居の曲はこの作家が書くべきなんだ」と言ってこれまでいくつかの映画で
使われたブルックス作の曲を弾いてブルックスに自分で書く事を促すくだり(273ページ最後のパラグラフ)、
-初めてブルックスがストローマン夫妻の家を訪ねた時のくだり(275ページ最初のパラグラフ)。
ドアを開けるとそこにブルックスが立っていて、いきなり唄い始め、そのままリビングまで唄い踊り
ながら進み、唄い終わるとソファに腰を下ろしてその時に初めて"Hello, I'm Mel Brooks"と。