ハムリッシュ・サイモン『They Are Playing Our Song』、ラッキー

 ポカポカの土曜日。
 ゴルフしないといけないなぁと思いつつ、しない。
 朝はゆっくり目に起きて、朝飯の後銀行へ。その後Magnoliaで映画。
 『In Bruges』イギリスで暗殺をしてきた二人がベルギーのBrugesにいる。
 上からの指示でしばらくそこでほとぼりを冷ますようにと。
 手違いで狭いツインルームに二人で2週間。太った年上の男(ポッターの
 目がグリグリした教授やってる俳優、ブレンダン・グリーソン)と若い男
 (コリン・ファレル)。二人ともアイルランド出身だからそっちの感じが
 自然に出る。若い男は前の仕事で間違えて小さい男の子を殺してしまったことが
 トラウマになっている。やがて上司(ラルフ・ファインズ)から年上の男にある指示が。
 イギリスっぽいちょっとブラックでセンチな喜劇。面白い。7.5点


 今朝溜まっていた新聞(と言っても僕が丁寧に読むのは映画・芝居・コンサート・レストランの
 Newsが載っている『Guide Live』っていう部分ですが)を呼んでいると、今日が千秋楽の
 ミュージカルの記事が。曲をマービン・ハムリッシュ、脚本はニール・サイモンという70年代、
 80年代の超一流。ハムリッシュは『追憶』でアカデミー、『コーラスライン』でトニー。
 『Sting』も彼。ニール・サイモンは言わずとしれた。彼の二冊の自伝はとても面白い。
 二人はこれ以外にも『The Goodbye Girl』のミュージカル化もやっています。
 今回の『They Are Playing Our Song』は1978年に初演され、79年にはブロードウェイで約1000回
 公演された作品。家から車で10分くらいいったところにある「Irving Arts Center」で。
 300人も入れば一杯の小屋の最前列で観る。
 いやぁ、良かった。ハムリッシュのノリの良いメロディー、サイモンらしい台詞、なかなか良く出来ている。
 この前映画になった『Music and Lyrics』にも似た、高名な作曲家と無名な作詞家のロマンチックコメディー。
 役者は作曲家を演じる男優、作詞家を演じる女優、それぞれの頭の中でメロディーや詩を奏でる分身が男女
 三人ずつ。演技は問題なし、歌も踊りも主役の二人はまあまあでした。特に主演男優はタッチが『The Drowsey〜』
 の狂言回し役に良く似ている。オケも人数少ないながらもフル構成。舞台装置転換なんかも俳優達がやる。
 客席はほぼ一杯、地元の年配の人が多かった。
 ラッキー。このシアタには、また来よう。
 


 
 映画と芝居の合間に最近できた超巨大韓国系スーパに。生魚以外は完璧な品揃え。ものすごい人で疲れる。
 思わず日本の駄菓子を買ってしまう。他には皮付きの筍、大根、揚げ等を買う。
 好きなシーバスがいつも買うセントラルマーケットの三分の一だったので買ってみる。
 ソテして食べたら安いだけのことはある。