リドリー・スコットの秀作、フランケンスティーン博士がちょっとだけ

 10月決算で、夕食は出前のサンドイッチ。意外とうまい。
 10時前に会社を出て、近所の映画館で『American Gangster』。
 黒人麻薬王の半生を描く実話。麻薬流通に革命を起こし、
 品質重視産地直送で短期間で麻薬王にのぼり詰める、
 冷徹ながらルーツ・家族を大事にし不正警官を嫌悪する
 麻薬王デンゼル・ワシントン、周りに汚されずに自分の
 価値観で悪を追い詰める捜査官をラッセル・クロウ
 麻薬王の母親役をやったRuby Deeという黒人おばあちゃん女優
 がすばらしい。スコット監督は途中ダレることのないシャープな
 編集と暴力的な映画ながら直接的な描写は最小限にとどめる上品
 な撮り方でうまくまとめるのに成功している。8点。
 この映画も二時間半。今年の秋は長編が多い。
 今日封切りで午前一時に終わる最終回ながらほぼ満席。
そう言えば、最後の方で、もうすぐオープンのメル・ブルックス
 新作ミュージカル『Young Frankenstein』の主役ロジャー・バート
 が軍関係者役でちょっとだけでてきます。


 明日はこの松茸でご飯を作ります。