感動の「A Chorus Line」
昔映画でしか観た事がなかった「コーラスライン」。
去年の秋にリバイバルオープンした作品。今年のトニー賞では
リバイバルミュージカル部門と主演女優部門で候補になりながら
とれず。
シンプルながらミュージカルの楽しみが凝縮された古典と言える。
それにしてもブロードウェイのオリジナルキャストはやはり
違う。まず全員歌がうまい。次に全員ダンスが見事。駄目押しに
全員演技が外れない。この「全員」感が全米を回るナショナルツアー
や日本にも来るインターナショナルツアーとの違い。
ラストシーンの「One」。合唱のボリューム、ダンスの一体感に
鳥肌が立ち、若干涙腺が。見事。
コニー役で日本人が頑張っていたのも嬉しかった。セリフも完璧。
ちょっとだけちんちくりんで踊りが映えないのがちょっとかわいそう。
途中、心臓発作を起こした観客がいて騒然となり、いったんステージを
止めて、しばらくした後再開するというハプニング付き。
「皆さん落ち着いてください」って感じのアナウンスをZach役の
役者が劇中と同じような感じでやったのがよかった。
夜はEleven Madison Parkへ。
天井が高い非常に気持ちの良い空間で、楽しんだ。サービスも
フレンドリで好み。値段もリーズナブル。また来たい。
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