あぁRickie Lee Jones!

年度末の金曜日。酷い、良い事のほとんどない一年だったが、
 最後の最後にラスベガスの大きなプロジェクトの受注が決定して
 プチ良い気分。僕がやったのはSakeを届けただけですけど。


 夜、会社の同僚を誘い Rickie Lee Jonesのコンサートへ。
 あまり上品とはいえない街の一角にあるレトロな劇場。
 田舎の民謡会館のよう。ゆるい。観客ほぼ同年代。
 入社直後の何年かほとんど毎週末を一緒に過ごしたとさえ
 いえるような友人がいて。彼は今やラジオ番組業界クリエータ
 サイドの重鎮ですが、その当時はまだ公認会計士を目指していて。
 でも何故かいろんな音楽を聞きまくっていて。
 彼の居心地の良い家に行くたびにいろんなレコードを無理矢理
 聞かされて。その中の一枚がJones嬢のでした。
 力の抜けた歌声を週末の朝車を運転しながら聞くのがすごく
 好きだったなぁ。以来早二十数年。彼女は僕らより5歳年上。
 米国によくいる、太った中年おばさんになっちゃってましたが、
 歌声は昔と変わらず。徐々に盛り上がる、という訳ではなく、
 淡々と、9時半頃から11時過ぎまで。あの頃のことなんかを
 想い出しながら、ゆらゆらと過ごしたのでした。
 このポスター、良く撮れています。


 12時過ぎに家につき、またもや大根おろし納豆ご飯。